ダイバーシティ推進準備会 diversity

2020 5 09
活動報告

すべての人が「働きやすい」まちにーOBPワーカー向けアンケートを実施<下>

 
ダイバーシティ推進準備会として昨年末に実施したアンケートについて、

前回の記事ではアンケートの前半の設問を中心に、回答結果と解説をまとめさせていただきました。

今回は現場からのレポート、OBP協議会の舟越事務局長のコメントも紹介します。

 

◆ワーカーの集まる場をつくり、交流を生む

<上>にも記載の通り、当会にメンバーとして参加している会社の女性ワーカー様(以下、女性)と、株式会社スミセイハーモニーの障がい者ワーカーの方たち(以下、ハーモニー)にご協力をいただき、アンケートを実施しました。主な設問は下記の通りです。

 

       ①退社時間は?

  ②OBPへ通勤する際に利用する駅は?

  ③OBPの環境についてはどう思われますか?

  ④OBP内にあったらいいなと思うお店はありますか?

  ⑤屋外にあったらいいなと思うものは?

  ⑥OBP内の道路等について気になることはありますか?

  ⑦OBP内の他の企業の方と交流したいと思いますか?

 

①~⑥は<上>をご参照ください。

 

さて、⑦について回答では、「必要性を感じない」「場があれば交流したい」という意見がそれぞれ挙がり、二分するような状況でした。プライベートで他社と関わりを持つというシーンはあまりないと考えられますが、何かしら場をつくることで交流が生まれるということが、回答からも把握できました。

 

さて、当会も発足以来、メンバー間でさまざまに議論を重ねて参りました。ダイバーシティの推進には、まず自身が相手をよく知ることが第一歩です。そこで「イベントの開催等、参加しやすい企画があれば交流を図ることができ、それがダイバーシティの推進となるのでは」との結論に達し、定期的に交流会イベントを企画するようになった経緯があります。

 

今春は、新型コロナウイルス感染予防によるイベント自粛の影響から開催を中止しましたが、これまでの2年間で3度にわたって企画・開催しました。

 

 

1回交流会(2018125日開催、女性のみ)

「ハーバリウムワークショップ&カクテルパーティー」

http://www.obp.gr.jp/diversity/1064.html

 

2回交流会(20192月6日開催、女性のみ)

「世界ライフスタイル図鑑 東南アジアの女性の生き方・働き方」

http://www.obp.gr.jp/diversity/1068.html

 

3回交流会(20191120日開催、男女とも参加)

「読売テレビ 新社屋見学ツアー&交流会」

http://www.obp.gr.jp/diversity/1094.html

 

詳細は各回のイベントレポート(上記URL)を見ていただきたいのですが、参加者からは、「交流会を機に仲良くなり、プライベートでも会って話すようになった」「交流によって、初めて知ること、気付かされることも多く、知見が広がったと感じている」などの感想も寄せられました。

 

 

◆2年間を振り返って――OBP協議会・舟越事務局長

 


――ダイバーシティ推進準備会は2018年度から活動を開始されましたね。

舟越:発足したのは20185月です。それまでもOBP協議会では、OBPと立地する企業、
そして働く皆様に対して様々な視点から貢献できるよう活動してきましたが、
その中で「ワーカー全体の4割を占める女性の目線で協議できれば」との想いで各企業様から代表者を選出してもらい、
メンバーとして参画していただきました。

 

――交流会はいずれの回も盛況でした。

舟越:ダイバーシティ推進準備会として、初年度は「まずは女性同士がつながれる場づくりができれば」と交流会を企画しました。
そもそも各企業では、ダイバーシティに関する部署・組織のもとに活動を推進されていましたから、月1回のダイバーシティ推進準備会では、各メンバーが自社での取り組み、また同じ業界や他社の取り組みをもとに協議を進めました。
これによって各メンバーが他社の取り組みについて共有しながら、年2回の交流会を開催してきたといえます。

 

――2年が過ぎ、これまでを振り返ってどうだったでしょうか。

舟越:先日開催した定例会では、これまでの活動を委員と検証しながら、施策を打つべきターゲットの明確化や情報発信力の向上、交流という目的で成果を出していくことを課題として挙げつつ、ダイバーシティ推進準備会としては活動に一区切りをつけました。先にも触れた通り、これまでメンバー間でたくさんの情報と想いを共有してきましたから、今度はそれらを自社で、また周りのワーカーさんへと広げていただきながら、人にやさしいまちづくりという視点を持ち続けて、発展させていくことができたら素晴らしいと思います。

 

1986年のまち開きから30年あまりで、人もまちも、誰もが想像していた以上に大きく変わりました。
一方、グローバル化が進み、ダイバーシティというものが認知されはじめているものの、
まだまだ進展できる余地が残されているとも感じています。
前進するのは一歩ずつかも知れませんが、次の世代を担うワーカーさんが手を携えながら、
ダイバーシティというものがOBPの一つの魅力となっていくような未来になればいいな、と願っています。
最後になりますが、関係各位の皆様には厚くお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

 

――ありがとうございました。

 

ダイバーシティ推進準備会は2019年度をもって活動を休止しますが、
今後もOBP協議会ではイベントや企画等を通してダイバーシティの推進に取り組んでまいります。
次なるアクションを、ぜひご期待ください。