OBPスタイル|vol.16 城まちフェスティバル OBP 2018開催レポート前編 祭りだ!城まちが熱くなる夏

2018年8月20日から26日まで、OBPを中心とした夏祭りが行われます。その名も「城まちFestival OBP 2018」。OBPを拠点に、大阪城公園、京橋の3エリアを含めた「城まち」で、バルイベント、盆踊り大会、ミュージックフェスタが盛大に行われます。
OBP Style vol.16は、城まちフェスティバル参加者の様子を追いました。

にぎやかな「城まち」になる7日間

賑やかな「城まち」になる7日間

大阪城のお膝元である大阪城公園、京橋、そしてOBPを合わせたエリアの愛称「城まち」。緑と歴史の大阪城エリア、ディープな大阪代表格の京橋、ビジネス街でスマートなOBP、これだけ個性の強いエリアが隣接する場所は大阪市内で唯一と言っても過言ではないでしょう。
8月20日からの7日間、OBPを中心として、そんな個性がギュッと凝縮された夏祭りが開催されます。

24時間テレビ同時開催。OBPならではの夏祭り

城まちフェスティバルの開催は8月25日・26日の土日に放送される毎年恒例の24時間テレビに合わせて開催するのが特徴的。
毎年ツイン21のアトリウム広場で行われる中継は、OBPの一員である読売テレビ放送によるもの。
今年は城まちフェスティバルも24時間テレビと合流し、盛り上げていきます。

大好評の盆踊り大会が「朝生ワイド す・またん!」とタッグを組む

空調が効いた室内は音響も良く、天気の心配も不要。心ゆくまで楽しめる点で大変好評だった盆踊り大会が本年もやってきます。
今回は読売テレビの人気番組のひとつとも言える「す・またん!」とタッグを組んでの開催です。盆踊りで使われる曲は番組内で製作されたオリジナルテーマソング『ハッピー!Ce matin』(作曲・米米CLUB、作詞・嘉門タツオ)。誰もが思わず体を揺らしてしまう小気味のよい音頭です。
この夏限定で盆踊りバージョンも登場し、ますます夏祭り感がアップします。

誰もが楽しめる盆踊りを

誰もが楽しめる盆踊りを

早くも参加予定者が盆踊りの練習をしていたので潜入取材。皆さん、初めてとは思えないほどキレの良い踊りを見せてくれました。
練習に参加されたJO-TERRACE OSAKAで働く女性は、「JO-TERRACEは昨年にできた場所なので、このようにエリアをまたいだイベントは参加できないと思っていましたが、参加できると知り来てみました。踊りは上手ではないですが、出会った方々と交流できる折角の機会なので一緒に楽しめたら嬉しく思います。」
と、参加を通じた交流への期待をお話くださいました。

誰もが楽しめる盆踊りを

盆踊りの指導をするのは、京橋を中心に活動するプロの演出家・ダンスインストラクターの沖知美さん。初心者も楽しんで踊れることをテーマとして活動されている沖さんですが、先日は初めて飛び込み参加した盆踊り大会でいまいち乗り切れずアウェー感を味わったとのこと。
今回の盆踊りへの意気込みについて、
「盆踊りというのは、踊りの出来不出来に関わらず、どのような方でも、飛び込みであっても、その場の空気をみんなが楽しめるのが良い点です。本番の盆踊り大会では、当日参加もしやすいように楽しい雰囲気を作りたいです。」
と語られました。

オリジナル曲「ハッピー!Ce matin」でみんなが楽しく笑顔に

オリジナル曲「ハッピー!Ce matin」でみんなが楽しく笑顔に

盆踊り企画に携わる読売テレビ放送の鈴木梓さんに、城まちフェスティバルと番組を絡めるという初の試みについてお考えを伺ったところ、
「『す・またん!』は視聴者層も幅広く多くの皆様に愛されている番組であり、『ハッピー!Ce matin』はまさに番組を象徴する曲です。たくさんの人が踊ってくれるのはとても嬉しいです。それに、テレビ番組にとって、視聴者の方と直接触れ合う機会って意外と貴重なことなんです。
今回の盆踊り企画を通じて『ハッピー!Ce matin』が番組だけのものではなく、OBPやその周辺の方々の活性化や交流の手助けになることを期待しています。」
とお話くださいました。

盆踊り大会の開催日時は8/22(水)18:15〜20:00(参加費無料)。
当日は、簡単手軽に着られる浴衣レンタル(1名 2,500円(税込))もあるので、手ぶらでOK。お仕事帰りのストレス解消に参加してみてはいかがでしょうか。

パワーアップしたバルイベント

昨年夏の「センベロ」からさらにパワーアップして行われる「城まちバル」。エリアをまたいだ44店舗が、500円・1,000円・1,500円のプランを用意。夏にぴったりのメニューが揃います。
参加店の中でピックアップした3店舗に訪問取材。城まちバルへの意気込みを伺いました。

四万十鰻の丼とドリンクのセット(1,500円プラン)/鶏と鰻 四万十家

鶏と鰻 四万十家

シラスウナギの漁獲量が年々減少して、鰻がどんどん高嶺の花になる中、「ここしばらく鰻丼食ってないな」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方に朗報。鰻を気軽に食べられる絶好のチャンスです。
鰻丼は通常2,600円(税別)。これに550円(税別)のビール(ビール以外のアルコールやソフトドリンクもOK)がついて、税込で1,500円ポッキリというのですから普段の半額以下という思い切ったメニュー。

四万十家は、土佐(高知県)にこだわった鶏&鰻料理のお店。徹底した土佐産のお料理で勝負しています。鰻は白焼きにした上で仕上げるので、身がふっくら。本来の味をしっかり楽しめる調理法です。

鶏と鰻 四万十家

店長の池田泰彦さんは、「今回、500円や1,000円のメニューも検討したんですが、10月で開店1周年を迎えるし、京橋で鰻を専門に取り扱う数少ないお店のひとつですから、やっぱり鰻で勝負しようということになりました。この機会にできるだけ多くの人に来店してもらい、このお店を知ってほしい。ビルの4階なのでまだ知られていませんが、一度来られた方はリピーターになって下さる方が多いです。」とのこと。
他の色々なお店を回る中で鰻丼を味合うなんて贅沢なバル巡りも今回が最初で最後かもしれません。ただし、鰻は仕入れに制限があるため、品切れの場合はご了承くださいとのことです。

鶏と鰻 四万十家:大阪府大阪市都島区片町2丁目5−4 千寿プラザ4

500円セット(500円プラン)/海鮮居酒屋 芦刈

海鮮居酒屋 芦刈

新鮮な魚介類と店長が取り揃えた地酒を楽しめ、OBPワーカーの間でもランチはもちろんアフターファイブでも人気のお店なのが、海鮮居酒屋「芦刈」。

城まちフェスティバルでは、500円メニューと1000円メニューで参戦です。
アツアツの揚出豆腐とビールの相性は最高!500円メニューは、人気のまぐろ造りと揚出豆腐とビール(ハイボールも可)がワンコインで味わえます。
通常は約1,000円で提供されているので大変お得です。

海鮮居酒屋 芦刈

一方、もずく酢・あさりの酒蒸し・鱧の天ぷら・ビール(ハイボールも可)を揃えた1,000円メニューにも注目。もずく酢と鱧の天ぷらは、通常メニューにはない期間限定のメニュー。
人気のあさりの酒蒸しにカラッと揚がった旬の鱧天でビールをあおる、そんな夏ならではの飲み方を楽しむのはいかがでしょうか。

海鮮居酒屋 芦刈:大阪府大阪市中央区城見2丁目1−61

餃子8種MIX 60分食べ放題(1,000円プラン)/RAMEN&クラフトビール専門店 TAKAHIRO RAMEN

RAMEN&クラフトビール専門店 TAKAHIRO RAMEN

テレビや雑誌に多く取り上げられているJO-TERRACE OSAKAのTAKAHIRO RAMEN。
通常は7種の味の餃子が一種5個入りで280円(税込)ですが、今回は一時間の食べ放題で1名1,000円ポッキリという思い切ったメニューで参戦します。
しかも、イベント期間限定の味1種がプラスされ合計8種の味を一度に楽しめます。

餃子の味は、大葉・貝・えび・九条ねぎ・生姜・にんにく・カレー・鰹の8種類。タレではなく、塩をつけて食べるのが特徴的。具が持つ本来の香りを塩がほんのりとアシストして、口の中にはいっぱいの旨みが広がります。
また、餃子やラーメンに合うものを厳選したクラフトビールも捨てがたい。
できたてほくほくの餃子に味わい深いビール。この神コンビ“ギョービー”を楽しむなら、ここは押さえておきたいところです。

RAMEN&クラフトビール専門店 TAKAHIRO RAMEN

担当の岸田さんによると、
「餃子をとにかく思い切って食べていただこうという想いで食べ放題メニューにしました。8種のいずれかの味がランダムに混ざって出てきます。次は何味が来るのだろう、と楽しむのも一つだと思います。クラフトビールはこだわりの選定をした自慢のメニューです。ヴァイツェンは餃子に良く合いますよ。女性の方であればアップルホップという長野のクラフトビールが香り高く飲みやすいのでおすすめです。」とのこと。
清潔感のある店内は、カウンターが8席、テーブル席が2名席・4名席の計6席でゆったりとした空間。女性客も多く来られるそうです。
営業時間も通常日曜・祝日は17:00閉店ですが、城まちフェスティバル期間中21時まで営業しています。大阪城ホールのコンサートがある日は並び待ち必至なので、コンサート開演中に来るのが狙い目です。

RAMEN&クラフトビール専門店 TAKAHIRO RAMEN:大阪府大阪市中央区大阪城3-1 JO-TERRACE OSAKA 101

音楽から生まれる出会いを演出したい

4日間に渡って繰り広げられる音楽の夏祭り、ミュージックフェスタでは、総勢44組の関西を中心に活動するアーティストが集結。
ミュージックフェスタを統括するイベントプロデューサーの小阪真太郎さんは、
「ここ数年、音楽は街のイベントに必要とされることが多くなりました。上質な音楽があると、楽しさからイベントの滞在時間も長くなります。
『城まちFestival OBP 2018』においても、例えばご飯を食べに来た人が音楽やアーティストを知り、音楽やアーティストを目的に来た人がご飯を食べに行く、というように音楽だけに留まらない交流を生み出したいですね。」
と、音楽業界の視点から地域活性についてお話くださいました。

イベントを通じて育てる「城まち」

今回の城まちFestival OBP 2018の総合プロデューサーである山口勝久さんは、
「これまで夏まつりは大阪ビジネスパークの名前でやってきたが、今回は大阪ビジネスパーク、京橋、大阪城公園が力を合わせて”城まち”の名で実施する初めてのイベント。このイベントを通じて、城まちという名をもっと知ってほしいし、この地域を他の大きな街に負けないくらい盛り上げていきたい。世の中全体が作ることよりも育てることにシフトしていっている中で、こういった街のイベントは重要な意味を持つと思う。“夏と言えば城まち”を連想されるくらいメジャーなイベントにしていきたい。」
と城まちフェスティバルにかける思いを語ってくれました。

それぞれの熱い想いが交差する城まちフェスティバル。イベント当日の盛り上がりに期待大!です。

Wanted!

OBP Style では、特集記事のネタを募集しています。
OBP内のイベントや活動、人、場所あるいはOBPに対する疑問、もっと知りたいことなど。
大阪ビジネスパークに関するテーマ限定ですが、様々なテーマを掘り上げていく予定です。
ぜひこのテーマをというのがおありでしたらご一報ください。
ご連絡は『OBPスタイル編集部』まで 

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